本を読みたいけれど、どんな本を選べばよいのか迷う──そんな経験は誰にでもあります。ベストセラーを追いかけるのも一つの方法ですが、それだけでは「自分に必要な一冊」に出会うことは難しいかもしれません。本当に心に響く本は、今の自分の状況や気分、抱えている悩みや興味関心と不思議に呼応するものです。本書では「目的別の読書」を提案します。例えば、仕事や学びに前向きになりたいなら実用書やビジネス書、自分を見つめ直したいときにはエッセイや哲学書、疲れを癒したいなら小説や詩集、といった具合です。また、選び方の工夫として「好きな著者から広げる」「気になる分野の入門書から試す」「偶然の出会いを楽しむ」など、具体的な方法も紹介。読書は「正解探し」ではなく「対話の積み重ね」であり、ページをめくるごとに新しい視点や心の安らぎが得られるものです。迷う気持ちこそが、良い読書体験の入口。本書はそんな読書の旅を後押しし、あなたにぴったりの一冊と出会うきっかけを提供します
2023年9月15日金曜日
食欲が止まらないは“デブ舌”のせい! 胃の大きさは握りこぶし2つ分なのに、なぜ食べてしまうのか。問題は意志ではなく味覚にあった
食欲が止まらないは“デブ舌”のせい! 胃の大きさは握りこぶし2つ分なのに、なぜ食べてしまうのか。問題は意志ではなく味覚にあった
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施術と独自の断食指導だけで10万人以上を痩せさせてきた鍼灸医の関口賢氏は、多くの人が“簡単に痩せられる”情報を求めてさまよう「ダイエット難民」になっていると指摘する。そもそもどうして人間は太ってしまうのか、また簡単には痩せない理由とは何なのか。『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』(日本文芸社)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『一生太らない生活』#1
痩せないのは「意志が弱い」から?
「私、何をやってもなかなか続かないんです……」
そう悩まれ、相談に来る方が多くいます。そんな方によく、僕がお伝えしているのは、「意志は弱いけど、仕組みは強い」ということ。
たとえば、健康のために栄養バランスの整った食事をしようと決意しても、なかなかうまくはいかないですよね。普通に生活しているだけでも、いただきもののスイーツの賞味期限が迫っているとか、断れない食事の誘いもありますし、単純に忙しい1日を乗り切ったから、どうしても今日はこれが食べたいという強い欲求だったり、これくらいはいいだろうという甘えだったり……。
さまざまなことが起こる日々の中で、意志の力でなんとかしようと思う方が難しいのです。また、それができなかったときに「もういいや」となってしまいがちなのも問題です。
「自分はどうせ痩せられない」「また挫折した」というネガティブな感情を抱いてしまったのをきっかけに、以前の食生活に戻るならまだしも、以前よりもさらに食生活が乱れてしまうというケースも少なくありません。
では、「意志が弱い」ことに打ち勝つにはどうしたらいいのか。それは、
「強い仕組み」を味方につけること
です。
週1夜断食は、1週間を1サイクルとした仕組みの中で食事を組み立てています。1週間1サイクルのメリットは、自由度が高いところです。食事の誘いがあってどうしても月曜日に夜断食ができないとなったら、火曜日にスライドさせればOK。良食日に甘いものが食べたくなっても「あと数日、美食日になれば好きなものが食べられる」という心の余裕があると、案外、甘いものへの欲求を簡単に手懐けることができるものです。
極端な話、今週はぜんぜんダメだった。夜断食もできなかったし、良食日に外食が続いたし、甘いものもけっこう食べちゃった……など、意志の力だとここでやめてしまう人が続出するところですが、1週間1サイクルだからこそ「よし、来週から仕切り直しだ」と気持ちを切り替えて、ダメダメな1週間をリセットすることができます。
胃の大きさは毎日の習慣によって変えられる
「1食につき、自分の適正量ってどれくらいなの?」
そんな疑問が浮かんだかもしれません。
本来、胃の大きさは握りこぶし2つ分くらいしかありません。でも、普通に売られているお弁当もレストランの一人前も、こぶし2つ分以上はありますよね。
それらをペロリと平らげることができるのは、胃が伸び縮みする臓器だからです。こぶし2つ分を超える食べ物が入ってきたときは、最大で2リットルが入る大きさくらいまで胃は膨らむことができます。
毎食のようにたくさんの量を食べている人は、胃を大きくするトレーニングをしているのと同じこと。食事のたびに胃は引き伸ばされ、どんどん伸びがよくなっていき、より多くの食べ物を収納できるし、食べても満足できなくなっていってしまうのです。
「私、たくさん食べないと満足できない人なんです」
という方がいますが、たくさん食べないと満足できない自分を生み出したのは、毎食のようにたくさん食べた自分自身なのです。
以前、大食いを仕事にしている方の鍼灸治療を担当していたことがありますが、やはり、ある程度の量を毎日食べ続けていないと、テレビ番組で食べるような量を完食するのは難しいと言っていました。裏返せば、胃の大きさは毎日の習慣によって変えられるということです。
ここでひとつ質問です。最近、自分のお腹が、グゥ〜と鳴る音を聞きましたか?
お腹が鳴るのは空腹のせいではなく、胃に残った食べ物の細かいカスなどを押し出すために胃が収縮するからとも言われています。胃のなかをキレイにして、次の食べ物が入ってくる準備をしているというわけです。
食べ過ぎで胃腸が倉庫化している!?
最近、お腹が鳴っているのを聞いていないという人は、胃のなかが空っぽになるタイミングがないともいえます。すると、胃のなかには常に食べ物がある状態となり、いわば、食料倉庫のようになってしまっているのです。
胃は、食べ物が入ってくると胃液や消化酵素が分泌されて、食べたものを消化します。消化されてドロドロのお粥状になると小腸へと送られるわけですが、風船のように膨らむことのできる胃とは違い小腸の管はそこまで大きくはないので、胃で消化されたものはちょっとずつ時間をかけて小腸へと運ばれます。
大量に食べれば、その分、胃のなかに食べた物が残る時間も長くなります。お腹がグゥ〜と鳴る暇もなく次の食事が送り込まれてくれば、さらに胃には食べた物が溜まっていき、食料倉庫のように常に消化された食べ物が残っている状態になってしまうのです。
胃という名の食糧倉庫は、24時間ほぼ休みなく働かされるブラック企業のようなもの。いずれ体を壊してしまうことでしょう。
ご存知のように、胃と腸は消化管というひとつの管でつながっていますから、胃が食糧倉庫になって詰まれば、消化された食べ物が絶え間なく送られてくる腸も次第に詰まってきて、こちらも食糧倉庫化していきます。
ホースの内側に泥がついていたら水の流れが悪くなるように、胃や腸に食べ物が常に詰まっている状態では胃や腸も本来の力を十分に発揮することができなくなり、消化・吸収能力はどんどん落ちていきます。
1番目の食糧倉庫が「胃」、2番目の食糧倉庫が「腸」、
そして、この2つの倉庫もいっぱいになってしまうと、
3番目の食糧倉庫「脂肪」を増やすことになります。
後ほど詳しく触れていきますが、体に溜まった脂肪は健康をおびやかす存在になります。だからこそ、メタボリックシンドロームや生活習慣病などと診断されると、医者は「体重を落としてね」というわけですが、正確には「脂肪を落としてね」といっているのです。
脂肪を落とすためには、詰まった胃腸の流れをよくして、体にもともと備わっている消化吸収システムがきちんと働くようにしなければなりません。週1夜断食で食糧倉庫化した胃腸を空にしてあげることが、消化吸収システムのメンテナンスとなります。
食欲が我慢できないのはデブ舌になっているから
「おいしいものには目がないし、我慢したくないんです」
年齢を重ねても、食事をおいしく食べられることはとても素敵なことですし、自分の口から栄養を摂取できることは、健康長寿の観点からも大切なことであるのは間違いありません。
しかし、先ほども述べたように、人は食べたもので不健康にもなってしまいます。
たとえば、太っている人にありがちな食の傾向として、摂取する栄養素が糖質や脂質が多いものに極端に偏っていて、それらを代謝するのに必要なビタミン類が足りていないということが挙げられます。
量はしっかり食べているのに必要な栄養素が不足し、ある種、栄養不足のような状態に陥ってしまっているのです。
患者さんのお話を聞いていると、肥満で悩む人の多くが、丼ものやカレーライス、パスタ、ラーメンなど、炭水化物をメインとした単品メニューを好む傾向があると感じています。
こういった食事の問題点は、摂取する栄養素が糖質と脂質に偏ってしまうことと、得てして高カロリーになりがちな点です。栄養素が偏ると代謝に必要な栄養が不足して太りやすくなってしまいますし、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、当然ですが太ります。
肥満はメタボリックシンドロームや生活習慣病を招く最大の要因ですから、この問題を見過ごすわけにはいきません。
ただ、誤解しないでいただきたいのは、こういったものを食べるのが悪いわけではなく、問題なのはその頻度。
週末にご褒美として食べるくらいなら、摂取した分のエネルギーを余らせることはほとんどないと思いますが、平日に3回も4回も食べているようだと食べた分のエネルギーを使い切ることができず、じわじわと体重は増えていってしまうでしょう。
「そんなこと、頭ではわかっているけど、食べたくなっちゃうんです」
ここまで読んで、そんな感想を持たれた方もいるのではないでしょうか。ちょっと厳しい言い方にはなってしまいますが、その言い訳をしてしまう時点で、デブ舌になってしまっている可能性は高いです。
デブ舌というのは、味の濃い食べ物やこってりした食べ物こそがいちばんおいしいと感じてしまう味覚のこと。
デブ舌の持ち主になってしまうと、素材を活かした料理や出汁を効かせたような薄味のおかずでは満足ができず、砂糖や塩、ケチャップ、マヨネーズなどの調味料をがっつり使った甘辛こってり味に魅力を感じるようになってしまうのです。
だから、頭では野菜系メニューなどがいいとわかっていても、味を感じる舌や脳が拒否してしまい選べないのです。栄養の偏りを正そうと思ってどれだけ心に強く誓っても、問題の根っこは意思ではなく味覚にあるので、いつまで経っても「わかっちゃいるけどやめられない」状態が続いてしまいます。
断食によって舌の感覚をリセットし、味覚を正常化
「どうやったらデブ舌じゃなくなりますか?」
その答えもやはり、断食なのです。
1日3食、人によっては午前や午後のおやつ、食後のデザートなどもあるでしょう。絶えず何かを口に入れている生活では、味覚をリセットする暇がありません。
断食によって胃腸だけではなく、舌の感覚もリセットする時間を持つことで、味覚は正常化されていきます。
舌の味を感じる味蕾の細胞は、10日〜2週間程度で生まれ変わると言われています。そして嬉しいことに、週1夜断食の変化として、真っ先に気づきやすいのが、何を隠そう味覚の変化。10日を待たずとも、早い人なら夜断食をした翌朝から味覚の変化に気づきます。
一定の空腹時間をとった後の食事では、味覚が敏感になっていて、いつもと同じ味付けを濃く感じたり、甘ったるく感じます。するとそれが「いつもこんなに甘いものを食べていたのか」という気づきになり、食生活が変化するよいきっかけにもなっていきます。
週1夜断食を続けるうちに、甘辛こってり味を欲しない自分に自然と変わっていくので、食べたいものを我慢するというストレスもかかりませんし、体が必要な栄養素をたっぷり含むヘルシーな料理がおいしいと感じるようになります
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